赤ちゃんの肌が乾燥しやすいのはなぜなの?
しっかり保湿クリームを塗っているはずなのに赤ちゃんの肌が乾燥している!なぜなの?他に何をすればいいの?なんて思ったことありませんか?
ここでは、赤ちゃんの肌がなぜ乾燥しやすいのかをご説明していきます。
まず、赤ちゃんのお肌の特徴を知っておく必要がありますのでご説明します。
赤ちゃんの肌の特徴とは?
- 皮膚が薄い
- 皮脂の分泌量が少ない
- 汗をかきやすいのでバリア機能が低下しやすい
以上が赤ちゃんの肌の特徴になります。
では、ひとつひとつ説明していきたいと思います。
赤ちゃんの皮膚について
赤ちゃん皮膚は大人の半分以下しかありません。
それに伴って、赤ちゃんの肌の水分保持量は、成人女性の半分にも満たないことがわかっています。
「赤ちゃんは潤いたっぷり」というイメージは大きな勘違いなんですね。
赤ちゃんは皮膚が薄く水分保持量も少ないので、乾燥しやすく、結果、肌荒れしやすいんですね。
赤ちゃんの皮脂の分泌量について
赤ちゃんの皮脂の分泌量は、頭やおでこは多いものの、ほっぺは少なく、手足やお腹においてはほぼ0に近いことが最新の研究でわかっています。
実は、今までの定説だと、生後2か月くらいまでは皮脂量が多いと言われていたんですが、最新の研究によってこれは間違いだったことが明らかになりました。
さらに1歳から3歳くらいまでは、さらに皮脂量が減ることもわかっています。
皮脂の分泌量が少ないということは、乾燥しやすいのは当たり前ですよね。
赤ちゃんの皮膚のバリア機能について
赤ちゃんはとても汗をかきやすいですよね。
赤ちゃんの皮膚の総面積は大人の6分の1、それに対して汗腺の数は大人と一緒だからです。
もともと未熟な皮膚のバリア機能が、汗によってさらに弱まってしまうので外的な刺激を受けやすくなって、肌が乾燥してしまうんですね。
赤ちゃんのバリア機能は3歳までに作られていくと言われていますので、それまではとても刺激に弱いことになります。
まとめ
赤ちゃんの肌は皮膚が薄く、皮脂の分泌量も少なく、バリア機能が未熟だから、乾燥しやすい!
赤ちゃんの肌は保湿することがとっても重要!
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