乳児湿疹の原因は?乾燥それともアレルギー?
赤ちゃんの顔や身体に出来るプツプツやブツブツをまとめて乳児湿疹と呼びます。
この乳児湿疹は、1歳〜2歳までの赤ちゃんによくみられる皮膚の症状のひとつです。
こうした乳児湿疹の原因はひとつではありません。
我が子の乳児湿疹は何が原因となっているのか分からないと、心配になってしまいますよね?
一般的な乳児湿疹の原因から、当てはまるものを探してみましょう。
大きく分けると4つの原因がある乳児湿疹
乳児湿疹の原因は実に様々です。
中でも特にその原因となりやすいのが、皮脂・乾燥・刺激・アレルゲンの4つとなります。
皮脂が原因の場合は、湿疹と共にべたつきが見られる事もありますが、乳児湿疹はどれも見分けがつきにくいので、見た目だけでは原因が分かりにくいのが特徴です。
原因別乳児湿疹の特徴は?
皮脂が原因の乳児湿疹は、毛穴の詰まりが原因でプツプツが発生してしまいます。
乾燥による乳児湿疹
乾燥による乳児湿疹と刺激による乳児湿疹は相互関係にあり、肌が乾燥する事で刺激に弱くなったり、肌への刺激が乾燥を引き起こす事もあります。
これはどちらも赤ちゃんの肌のバリア機能が弱い事が原因で、乾燥や痒みを伴う湿疹が出来てしまいます。
衣類や寝具・埃・汗・よだれや食べかす・肌に合わないスキンケアなども刺激となるケースがあるので注意が必要です。
アレルギーによる乳児湿疹
また体質によりアレルギーがある場合は、特定の物質に反応して肌への刺激となり乳児湿疹が起きてしまいます。
共通の改善方法はバリア機能アップ
乳児湿疹の原因には、主に上にあげた4つの事が考えられます。
原因は違えども、肌のバリア機能を高める事は乳児湿疹の共通の改善方法となるでしょう。
注意したいのはそのケア方法で、ただ油分がたっぷりのクリームやオイルで保湿すれば良い訳ではありません。
バリア機能に注目をした適切な製品を選んでケアをしましょう。
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